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看護師あるある ~整形外科病棟編~

f:id:malinoa52:20190404145314j:plain 整形外科病棟といえば、骨折や疼痛・怪我で入院した患者さんが、手術や治療をして 元気に 退院していく 病棟です 。

整形外科の病棟で働く看護師のイメージといえば 明るく元気ハツラツと仕事をするといった感じでしょうか。

主な仕事内容は、手術前後の管理やリハビリの送り迎え、動けない患者さんの介助など体を使った体力勝負なところがあります。

患者さんへの指導も 大切な仕事のひとつです。

例えば、腰痛の患者さんには「前かがみの体勢で 物を持たないように」と説明したり、
足のこの部分を鍛える運動はこんなことをすると良いですよ。などと☝と整形的な注意点を指導をしたりします。

リハビリや治療の甲斐もあり、大半の患者さんは元気になって退院していかれます。比較的ステルベン(死亡)も少なく、体力に自信があって元気に働きたい人にとっては 向いている職場と言えるでしょう。

逆に言うと 寝たきりの 患者さんは少なく 、どんどん離床を進めていくため 寝起きの介助や トイレ介助 ・入浴介助と言った ケアも も 頻繁にあります。
そのため 膝や 腰を 酷使することが多く、 身体のいづれかに痛みを抱えている 看護師も多くいます 。

実際 私も 腰痛 を長年患い、 最近は 首から肩にかけての 痛みが続いている状態。

常にどこかしら湿布を貼っています 。それでもダメなら ロキソニンを飲みながら 仕事をします。

アラフォーの 私でも こんな状態なのに 、定年に近い年齢の方や さらに定年後も 働いている 職員に関しては、 患者さんよりも痛みが酷いんではないか という ほどの 状態になっています。

実際にそのような職員が 膝の手術をしてみると 、軟骨や 半月板が ボロボロになっていて、医者から よくこんなんで 働いていたねと驚かれていますね。

ボロボロの 看護師から 指導された患者さんが 元気になっていくというシュールな 状況は 何とも 矛盾していますが 、悲しいことに 看護師は 頑張りすぎる人が 多いんですよね。

痛みも 職業病と 割り切って痛いのが 当たり前の 状態で働いています。
そんな私も 職業病に足を踏み入れています。

実はこの状況、 整形外科のみならず 他の科でも 同じことが起こっています 。

高血圧の 薬を飲みながら ・・・時には勤務中に 血圧が上がって 具合悪くなりながら も、高血圧の 患者さんに 食事の指導をしていたり 。

むくみがひどい 患者さんの足を マッサージしている看護師が 帰宅する頃には 同じくらいに足がパンパンにむくんでいたり。

我が身はさておき 患者さんのために 看護師はいつも必死です!

そんな看護師という職を 私はとても尊い職業だと思っています。

しかしです☝

まずは自分のことを大切にしましょう 。
仕事は体が資本です 。

いよいよ動けなくなってしまう前に・・・

自分が患者となり診察を受けて 、老後 を存分に楽しめる体力を 残しておきましょう♪