この春、新入社員を迎える方がコレを意識することで、新入社員が生き生きと仕事ができるかどうかに関わってくる大切な事です。
看護師であればプリセプターナースとして新人看護師を担当する事もありますね。
新人看護師が早く業務を覚え一人前になるよう育てなければと意気込んではいませんか?
でも指導者としてやらなくてはいけない事は、そんなに難しいことではないのです。
いや、難しくなさそうで、コレをできていない人は大半ではないでしょうか?
それは、
新入社員が受け入れられていると感じる環境をつくる事。
指導者の自分がいるときは気にかけてあげられるので、何とかなりますが、自分が不在の時に新入社員が居心地悪くてはいけません。
そのくらい自分で何とかしなきゃ!私だってそうやって成長してきたんだから!と、思うかもしれません。
そうですよね。私だって新人の時、そんなに手取り足取りしてきてもらっていません。
でも、思う返すと中には環境に馴染めず早々辞めてしまう人がいたり、環境に馴染むまでに相当な時間を要した人もいたのではないでしょうか?
職場の居心地の悪さほど疲れることはありません。そんな中で自分の能力を発揮することもできません。
新入社員がいち早く能力を発揮できるかは指導者がカギを握っているといっても過言ではないと思っています。
指導者は新入社員とほかの社員の架け橋になり、まずは新入社員がこの職場で受け入れられていると感じられること。
そこからが出発です。
では、受け入れられているってどうやって感じるのか?
それは、挨拶です。
新入社員は緊張しながら出勤してくるでしょう。
その時に笑顔で「おはよう!」と声をかけてもらえるだけで、“私はここの社員になったんだ”という自覚が芽生え、早くここで一人前になりたいと思います。
その挨拶を指導者が自ら発していくことで、新入社員は挨拶が気分を良くれるものなんだと知り、自然とその挨拶をするようになります。
そして、そんな爽やかな挨拶を受けたほかの社員はつい笑顔で挨拶を返してしまうでしょう。
自分はここでやっていけるのかと緊張しながら指導をうけるのと、早く社員の一人として役に立ちたいと思いながら指導をうけるのとでは成長のスピードが変わってきます。
いくら良い指導内容だったとしても、新入社員が緊張の殻の中では吸収することが出来ませんね。
まずは、新入社員が緊張を解き解し、吸収できるような精神状態にさせる。
そこから本当の意味での指導が始まります。
新入社員の成長は指導者の評価にも関わってきます。
指導者のあなたは良い指導をしていると評価が上がります。
緊張してガチガチになってる新入社員を、ウェルカム!♪と笑顔で受けいれてあげましょう♪