看護師 タイプ別対処法 第一回は・゜・*::.。..*.。.:*・ 気分に波がある人 ・゜・*:.。.:*・☆・゜*:.。.*.。.:*・゜・*
これは看護師に関わらず、どこの職場にもいると思います。
例えば、出勤時には非常に不機嫌そうな表情なのに、帰る頃にはニッコニコの笑顔に日内変動する人っていませんか?
看護師は夜勤もあるため、日勤でやっと表情が良くなった人がいてホッとしたところに、夜勤で来た人が超絶不機嫌!で気が休まる事がないですね。
私も新人看護師の頃、指導してくれる先輩にこのような方がいて「私何かしちゃったかな?」と気になり、仕事どころじゃない状態に陥るパターンが良くありました。
そして、理由が分からないままお昼休憩になりドキドキしながら席につくと、その時はご機嫌なので訳が分からず振り回されっぱなしでした。 ()´д`()ゲッソリ・・・
そんな私も今ではスーパー スルースキル☆で振り回されることなく、常に平常心で仕事ができています。
どう考え方を転換しているかといいますと☝
不機嫌な人は、その人自身に対して気持ちが向いている時に“不機嫌”になっているのです。
『朝から旦那さんとケンカしてきたのかな。』
『悪い夢でもみて目覚めがわるかったのかな。』
『炊飯器のスイッチ押し忘れてごはんが炊けてなかったのかな。』
『便秘かな。』
なんて考えているうちに、人の不機嫌の原因をなんで私が真剣に考えて悩んでいるのだ、とバカらしくなって『仕事でもするか。』ってなるんです。
「なるほど(笑)」と思ったあなた!でも、実は同じような事をしているのではないでしょうか?
不機嫌になることはなくても、「今日元気ないけど何かあった?」とか「体調でも悪いの?」心配された事はありませんか?
それは、誰かがあなたの表情の変化に気が付き心配して声をかけてくれたのです。
そんな時、あなたは大して気にもとめていないかもしれませんが、相手にしてみたら仕事に集中でないくらい気になって、あなたに振り回されてしまったのです。
なので、もしも不機嫌な人に振り回されてしまっても『お互い様。』くらいの気持ちの余裕をもちましょう。
別のパターンだと、その人が本当に自分に対して怒っていたり、自分が原因で不機嫌になっていたしたら。
あなたは機嫌を直してもらうため原因をしりたいと思うかも知れません。
でも、直接理由を言ってこないのは、その人が“自分の勝手な感情でイライラしてるだけ”という負い目を感じているからなんです。
例えば、
「出来ない新人と一緒なんて、今日は大変だわ」→“新人が一緒でも仕事をうまく回して、新人を指導してあげられるまでの能力が自分にはない”
「あの子は皆にちやほやされて甘いわ!」→“自分にその愛嬌がないことによる嫉妬”
のように自己中心的な考えが原因で不機嫌になっている事に、何となく気が付いているのです。 本当に怒らなければいけないことや気になっている事は、直接言ってくれますよ。
あなたも誰かの機嫌を気にして仕事の効率を落とすよりも、しっかりと仕事をして定時に退社し、プライベートの時間を充実させる事に専念した方が自分の為です。
以上の事を書きましたが、中には“更年期障害”や、“自律神経失調症” “躁鬱病”など、自分ではどうしようもない病気によって、その症状がでている場合もあります。
不機嫌な人の理由を転換させる一方で、病気の可能性がないかを観察するアセスメント力を養うことも、看護師として大切な事ですよ*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*
おわり