これは看護師に関わらず、どの職場にもいるのではないでしょうか?
「辞める」「もう辞める」と言ってなかなか辞めない人。
「辞める」という人に限って、中々辞めず続けているんですよね。
わたし的に、そういう人は大変面倒くさいです。
といいますか、だれもが面倒くさいと思っているのではないでしょうか?
社交辞令で「○○さんが辞めたら困りますよ~」なんて・・・言いませんよ。
辞めたい人を引き留めたいのは、会社の上の方の人達だけで、その理由も人事的に面倒なだけです。
辞めた人の分を募集して補充しないといけないからという、単純な理由なんですね。
まれに会社にとって、その人の名前のおかげで収益が出ているといった特例もありますが、看護師の場合はそんな特例ないといった方が良いと思ってください。
どんなに優秀な職員も、いなければいないなりに仕事はまわるんです。
一時の偽りの「辞めないでよ」待ちで言った一言ですが、有言実行しなければそれはただの嘘つきです。
思い返すと、仕事ができて本当に辞めてほしくないなあ...と思う人に限って「〇月に退職させていただきます」と退職届と共に初報告するものです。
これが出来るのは賢いからなんです。だから仕事も出来るんですけどね。
なんでそれが賢いかというと・・・
辞める意思が固まらないうちに「辞める」というのは、自分にとってマイナスでしかない事をしっているからです。
誰でも、辞める時は惜しまれつつ辞めていきたいものではないでしょうか?
辞める辞める詐欺の人が本当に辞めることになった時、みんなどう思うか。
『やっと辞めたか。』
こうなっちゃうんです。
あと言ってる人は気が付いていないのかもしれませんが、「辞める」「辞めたい」と
言っている人に対して、上司はなんと思うでしょう。
この人は会社にとって有益とならない。昇格させても辞めるかもしれないし。
など、ネガティブな印象しか与えませんよね。
本当に辞めたい人には、参考までに・・・↓↓
私も前の病院を退職すると決めた時は、辞めてから転職先を決めるまでのタイミングや、転職したあとの我が家の収入と支出などすべて計算しました。
とはいえ、私が退職した理由は退職金を使って不妊治療に専念するためのものであり、仕事や職場がいやになった訳ではなかったので、理由を師長へ伝えた時に、私の意志が強すぎて引き留められないなという感じを受けました。
看護師の場合、まず職場師長に退職の意志を伝え、師長から看護部長や院長へ報告になりますが、絶対と言って良いほどまずは引き留められます。
その理由があなたという人材が本当に大切と思ってなくてもです。
師長的に辞めても構わないと思っていても、上に報告したときにそこの師長の評価にもつながってくるからなんです。
師長だって人間。上司に報告するのは喜ばしいことならご機嫌になるので良いですが、ネガティブな報告は上司の表情が曇り、ご機嫌も悪くなってしまうので嫌なんです。
全てがすべてこんなネガティブな理由で引き留めている訳ではないですが、これを知っているだけでも容易な「辞めたい」は言わなくなるのではないでしょうか。
あと、「辞めたい」対応に疲れたときの対処法。
『もし上司に言いづらいようなら、私からそれとなくお伝えしておきましょうか?』
『人事課に仲の良い人がいるので相談しておきましょうか?』
など、退職の話を進めちゃうと辞めたい詐欺の人は焦って、以降はあなたに「辞めたい」は言わなくなりますよ(∩´∀`@)